産業保健師としてのキャリアを積んできた方や、これから産業保健師を目指している方にとって、フリーランスとして独立することは、新たなチャレンジで未知の世界多くのメリットを享受できる働き方です。
保健師としての活動を振り返りながら、今後のキャリアについて考えていきましょう。
これから保健師・産業保健師を目指す人にとっても必見情報となります。
- 産業保健師とは何か
- 産業保健師に必要なスキル・技術
- 産業保健師のキャリア
- フリーランスとしての産業保健師の活動
- 産業保健師・看護師歴15年以上
- 現在、フリーランスとして活動中
- Notion好き
- シンプリスト
- 保健師だけど今後のキャリアに悩んでいる
- 看護師として病棟勤務しているが、今後に不安
- 産業保健師を目指している
産業保健師って何者?
そもそも産業保健師って何者なの?
そうだよね、知らない人が多いかもしれないから
説明していくね♪
産業保健師という職業を知るのは、知人からの話や学校の講義、職場・就職活動の中で「産業保健」という言葉を耳にした時です。
産業保健とは
産業保健とは、従業員の健康と安全を確保しながら生産性の向上を図ることを目的とした企業の取り組み。個人の健康管理や職場環境の改善、より良い職場環境・文化の形成・醸成など、幅広い活動が含まれる。
産業保健師は、企業で働く従業員の健康管理を担当し、予防的なケアや健康維持のためのサポートをします。
多くは行政・健診保健師としての経験や看護師としての実務経験を積んだ後に、産業保健師としての道を選ぶ人がほとんどです。
新卒で産業保健師として従事することは幸運といえます。
わたし自身も、看護師・健診保健師として経験を積み、産業保健師になりました。
看護師と保健師の違い
保健師は保健師助産師看護師法(保助看法)のもとに活動します。
資格取得は看護師資格を取得した先の資格で(保健師と看護師を同時取得可能)、看護師の知識・技術を土台として、保健師や助産師の資格を取得します。
看護師・保健師・助産師のトリプルライセンスを取得している強者もいます♪
保健師の中でも活動する領域によって、対象者・働く場所・仕事内容が異なります。
一次予防と二次予防
保健師と看護師の主な違いは、保健師が「一次予防」を主に中心に活動するのに対し、看護師は「二次予防」と治療の現場に関わることが多いという点です。
産業保健師は、特に一次予防に重点を置き、企業内で従業員の健康リスクを未然に防ぐ活動を行います。
予防の種類 | 目的 | 主な方法 |
---|---|---|
一次予防 | 疾病の発生を防ぐ | 予防接種、健康教育、生活習慣改善 |
二次予防 | 疾病の早期発見・早期治療 | 健康診断、スクリーニング、早期治療 |
三次予防 | 疾病の進行・合併症の防止 | リハビリテーション、疾病管理、合併症予防 |
働く場所の違い
看護師は病院やクリニックなどの医療機関、保健師は行政機関や地域保健センターなどで働くことが一般的ですが、産業保健師は企業内の診療所やオフィスで働くことが多いです。
仕事内容の違い
看護師の主な業務は、患者への直接的なケアや治療の補助ですが、産業保健師は従業員の健康診断の結果をもとに健康管理計画を立てたり、メンタルヘルス対策を講じたりします。
また、保健指導や健康教育、職場環境の改善提案など、多岐にわたる業務を担当します。
保健師の活動の場所と特徴
保健師の活動場所はさまざまです。
活動場所・業務内容やそれに伴う保健師の名称が変わるので紹介します。
種類 | 勤務場所 | 業務内容 | 現状と特徴 |
---|---|---|---|
産業 保健師 | 企業内診療所、大手企業、工場など | 健康診断の結果に基づく健康管理、メンタルヘルス対策、職場環境の改善提案、健康相談など | 健康経営が注目される中、企業の健康管理において重要な役割を担い、需要が増加。特に大手企業での採用が進む。 |
行政 保健師 | 地方自治体、保健所、地域保健センター | 地域住民の健康管理、保健事業の企画・運営、予防接種、健康教育、家庭訪問、災害時の公衆衛生活動など | 高齢化や地域医療の重要性が高まる中で、地域に根ざした保健活動が求められる。地方自治体での採用が中心。 |
学校 保健師 | 小中学校、高校、大学 | 健康診断、予防接種、健康教育、怪我や病気の対応、精神的サポート | 子どもの健康管理や精神的サポートが重要。学校と連携して、生徒・学生の健康を守る役割を果たす。 |
病院 保健師 | 病院、クリニック | 予防的保健指導、患者の家族へのサポート、退院後のフォローアップ、院内感染対策、職員の健康管理など | 医療現場において、予防とケアの両面で活躍。特に退院後の支援や再発予防に重点が置かれている。 |
産業保健師の具体的な業務内容
産業保健師は実際、どんな業務をしているの?
ここから、ちょっと詳しく説明していくね。
大きく7つに分けて説明していきます。
1.健康診断の実施とフォローアップ
労働者の健康診断を計画・実施し、その結果をもとに個別に必要なフォローアップを行います。
再検査・精密検査や要医療の異常判定が見られた場合、個別の健康指導や医療機関への受診勧奨を行います。
場合により産業医との連携をおこない、産業医面談の日程調整をし実施します。
2.健康教育と啓発活動
労働者に対して健康に関する教育や啓発活動を行います。
たとえば、生活習慣病予防、メンタルヘルス、その職場で発生する職業病予防に関する講習会やセミナーを企画・運営します。
自社でできない企画は、外部業者へ委託し質の良い教育をすることも必要なことです。
3.職場環境の改善
職場巡視を実施して労働環境の安全性や衛生状態をチェックし、各職場へ改善の提案を行います。
これには、化学物質の管理、騒音や振動の対策、作業姿勢の改善などが含まれます。
PC作業が多い職場では、VDT作業対策なども必要。
「情報機器作業」は、以前は「VDT作業」と呼ばれていました。「VDT」とは、Visual Display Terminalsの頭文字を取ったものです。具体的には、ディスプレイ、キーボード等により構成されるコンピュータの出力装置の一つで、文字や図形、グラフィック、動画などを表示する装置のことです。「VDT機器」を使用して、データの入力・検索・照合等、文章・画像等の作成・編集・修正等、プログラミング、監視等を行う作業を「VDT作業」と呼んでいたものです。
参照:厚生労働省 職場のあんぜんサイト
4.メンタルヘルスケア
労働者のメンタルヘルスに関するケアを行います。
ストレスチェックの実施、相談対応、精神科医・心理士、産業医との連携を通じて、職場の精神的健康をサポートします。
セルフケア・ラインケア・事業場内産業保健スタッフによるケア・事業場外資源によるケアの4つのメンタルヘルスケアを行い労働者の健康を維持増進をしていきます。
5.リスクアセスメントと災害対策
職場における健康リスクアを特定・評価・対策を行います。
健康診断結果や職場巡視、ストレスチェックなどの情報を元にアセスメントしていきます。
また、災害が発生した際には、緊急対応や労働者の健康支援を行います。
救急処置セットの配置・管理、AED(自動体外式除細動器)の設置管理、応急処置や心肺蘇生法の実践研修などの実施も行います。
6.健康管理プログラムの立案・実施
労働者の健康増進を目指したプログラム(例: 禁煙支援プログラム、運動促進プログラムなど)を企画し、実施します。
健康診断結果やアンケート実施結果などを通して、さまざまなプログラムを立案。実施したプログラムは、経年比較しながらPDCAサイクルを回します。
7.労働者や経営者との連携
労働者だけでなく、経営者や管理職とも連携して、労働者の健康管理に関する方針や計画を策定し、実行します。
勤怠・労務管理の情報が必要になる場合もあり、会社総務との連携は必須。
健康経営関連の施策になると、経営陣との情報共有や助言も必要となる場面があります。
産業保健師は業務を通じて、働く人の健康と安全を守り、生産性の向上や企業の持続可能な発展に貢献しています。
産業保健師として求められるスキル
産業保健師として働くためには、医療・保健や法律に関する知識だけでなく、企業のビジネス環境に適応するスキルも求められます。
以下に、産業保健師として求められるスキルと研修について解説します。
1.ビジネスマナー
企業で働く上で基本的なビジネスマナーが求められます。
正しい言葉遣いや報告・連絡・相談(ホウレンソウ)の徹底は、企業内での信頼構築に欠かせません。
企業内外とのEメールでのやりとりも多くあり、メール文面でのビジネスマナーも必要となります。
2.コミュニケーション能力
医療職は前提として、傾聴力に長けています。
しかし、産業保健師は、従業員との細やかなコミュニケーションだけでなく、産業医や管理職・人事部門、さらには外部の医療機関とも連携を取る必要があります。
対面、電話、メールなどさまざまなツールを使ってコミュニケーションを取ります。
円滑なコミュニケーション能力は、業務の成功に直結します。
3.マネージメント力
複数のプロジェクト(業務)を同時進行させることが多いため、時間管理や優先順位の設定、リーダーシップが求められます。
特に、企業の健康管理計画を立てる際には、プロジェクト全体を見渡すマネージメント力が重要です。
4.交渉・提案スキル
職場環境の改善や新しい健康施策の導入には、上司や経営陣との交渉が必要です。
説得力のある提案や交渉スキルを身につけることで、より効果的な健康管理が実現します。
5.産業保健スキル
従業員との面談やハイリスク者の判定など、個人へアプローチできる実務スキルに加え、健康管理の規定を作成したり、衛生委員会や研修・セミナーを実施したりするなど、自らが率先して組織全体へアプローチするスキルも求められます。
また、産業保健師は従業員や企業担当者との距離が近いため、社員や企業側、産業医をつなぐコーディネーター役として、産業保健活動の強化や、現場のチームワークの向上に貢献することもあります。
6.事務処理・PCスキル
健康診断結果の分析やレポート作成、データ管理、講話資料づくりなど、医療の実務よりもパソコンを使ったデスクワークが主となり、PCスキルは必須です。
特にExcelやPowerPointのスキルは高めておくと良いでしょう。
企業によっては、Googleサービス(スプレットシート、ドキュメント、スライドなど)、Notionを利用するところもあるので精通しておくと◎
最近ではリモートワークが普及しているため、Web会議ツール(Zoom、Microsoft teams、Google Meetなど)のITスキルも必要です。
私は家計簿をGoogleスプレットシート、Notionに記録して普段から慣れさせています。
7.外国語能力
グローバルな企業で働く場合、英語などの外国語能力が求められることがあります。
多国籍な社員がいる場合には、異文化理解も重要です。
外資系企業での保健師採用もあるので外国語能力の向上はGOOD!
私は外資系の企業での勤務経験はないので外国語能力はありません。
産業保健師の転職を解説
産業保健師については、ざっくり理解はしたけど就職が難しい感じかする。
就活・転職に関しては、私も苦労したよ。
産業保健師の採用枠は少なく、求職者は多い現状となり狭き門と言われています。
その背景として、どの事業所でも産業保健師の配置義務は義務付けられていないことや、従業員の健康が企業利益に大きく関連することが問題視されてこなかったことが背景としてあります。
しかし、大企業を中心とした大勢の従業員を抱える企業は、健康管理を企業課題とし、産業保健師を配置するところが多いです。
雇用形態は様々ですが、産業保健師として転職するための情報収集は重要です。
転職のために絶対やった方が良いこと
転職を成功させるためには自己分析が重要。自分のスキルや経験を客観的に評価し、アピールすることが大切です。
面倒だと思う作業のひとつかもしれませんが、転職活動の際に新しいスキルを学ぶことや、自分のキャリアの方向性を再確認する時にも役立ちます。
本当に「産業保健師として働きたいのか」などを、人生の棚卸しをすることが重要!
自分が一番アウトプットしやすい方法が◎
- 手帳や紙(A4サイズ以上の大きめの紙)のアナログ方法
- マインドマップやNotionなどのメモツールなどのデジタル方法
転職のために早くやっておけばよかったこと
業界研究や企業の情報収集を早めに行うことが、転職活動をスムーズに進める鍵となります。業界が違っても、基本的な業務は大きく変わりませんので、
特に産業保健師として働く業界の違いを理解することは、転職先選びにおいて重要です。業界が選べる状態でなくても、自分が働く環境の情報は大事。
正社員としての雇用にこだわらないのがポイント!
「契約社員・紹介派遣などの非正規雇用として企業で実務経験を早い段階で積んでおけばよかった」と今は思います。
研修・セミナーの参加、資格取得
看護師のように就職すれば病院が研修・OJTなどの制度が整っているわけでないので、研修を探し・参加することで知見を広げ、スキルを磨いていく必要があります。
さまざまな研修・セミナーに参加することは、知見を広げることはもちろん、産業保健師の横のつながりを作るためにも必要です。
わたしは主に、各都道府県の産業保健総合支援センター(さんぽセンター)で研修・セミナーを探して参加していました。
現在は企業が主催している各種セミナーも多くあるので、ご自身で情報収集してみてください。
・メンタルヘルス・マネジメント®検定
・産業カウンセラー
・健康経営アドバイザー、EXアドバイザー
・睡眠健康指導士
・健康運動指導士
・特定保健指導実施者育成研修(各都道府県のHPで確認してください)
・第一種衛生管理者免許
(保健師免許を取得していれば、試験免除となり申請のみで免許取得が可能)
業界の違い
産業保健師の業務内容は、働く業界によって大きく異なります。
例えば、鉄鋼系では現場の安全対策が重視されるのに対し、金融系ではデスクワークに伴う健康リスクへの対応が求められます。
また、企業内でも、デスクワークや工場の現場作業など多岐に渡り、各々の健康リスクが異なるので臨機応変の対応が重要となります。
一例ですので参考まで。
業種 | 労働環境 | 健康リスク | 働き方 | 職場の安全対策 |
製造業・建設業 | 騒音、振動、化学物質、重機の使用、安全対策が重要 | 事故・怪我のリスクが高い | 交替制や長時間労働が多い | 安全対策の強化、事故防止対策 |
サービス業・オフィス業務 | 座り仕事が中心、腰痛、目の疲れ、ストレス管理が重要 | 慢性的な腰痛やストレス | フレックスタイム制や在宅勤務が多い | メンタルヘルスケア、ストレス管理 |
医療・福祉業界 | 感染症リスク、心理的ストレスが高い | 精神的ケアや感染対策が重要 | 労働時間の管理が難しい | 感染症対策、精神的ストレスの軽減 |
飲食業 | 衛生管理が求められる | 食中毒防止や衛生管理が重要 | 長時間労働が多い、シフト制が一般的 | 食品安全対策、衛生管理 |
IT業界 | 長時間のPC作業による疲労 | メンタルヘルスケアが重要 | 在宅勤務やフレックスタイム制が多い | ストレス管理、長時間労働による疲労軽減 |
運輸業 | 長時間の運転、疲労と過労防止が重要 | 過労運転のリスクが高い | 運転手の長時間労働、休息時間の管理が課題 | 事故防止対策、過労防止対策 |
農林水産業 | 季節や気候条件に応じた健康管理が重要 | 熱中症や寒冷ストレスのリスクが高い | 季節労働や長時間労働が多い | 熱中症対策、防寒対策 |
娯楽・サービス業 | クレーム対応やストレスが多い | メンタルヘルスケアが重要 | 不規則な労働時間が多く、ストレスが溜まりやすい | ストレスケア、クレーム対応の安全対策 |
所属する企業での業務内容の違い
企業内での産業保健師の業務は、診療所での診療業務から、従業員への保健指導や相談業務、さらには企業の健康経営に関わる施策まで幅広く展開されます。
企業によって求められる業務が異なり、臨機応変の対応が必要です。
企業内診療がある場合は診療所業務があり、その業務の合間に保健師業務をこなすこともしばしば。
指導業務中心であれば、定期健診後の保健指導や事後措置・特定保健指導(最近では特定保健指導を外部委託するところが増えています)。
健康経営を推進している企業では、産業保健師としての意見を求められ健康経営推進チームの一員になることもあります。
思っている以上の業務量で困惑することもありますが、その都度で看護師業務と保健師業務の切り替えを行い業務を円滑に進めていきましょう。
思いもよらない業務が急に舞い込んでくることもあったな…
産業保健師のキャリアを解説
企業に所属すれば、そのまま一つの企業で定年まで勤め上げるだけではありません。働く中で、自分のキャリアをどうしていくかを考える時が来ます。
・企業組織の中での立ち位置を確立
・複数の企業を経験し、経験値を積む
・自身の得意分野を攻めていく(特定保健指導特化、メンタルヘルス特化、保健指導特化、企業内の産業保健分野の立ち上げなど)
十人十色で何を選んでも、今まで培ってきたさまざまな経験が後に繋がっていき、無駄なことはありません。
ここからキャリアについて大きく3つに分けて説明します。
企業勤務のでキャリア
多くの産業保健師は、企業の健康管理部門で働きます。
小規模であれば1人勤務でさまざまな業務を請け負い、大企業の場合は複数人の産業保健師所属し、リーダー的な役割を持つこともあります。
また、健康管理部門から健康経営推進の専任として活躍や、健康保険組合を持っている企業では、健康保険組合への異動が生じることもあります。
異動に関しては、企業で働く一般社員と同じ扱いです。
そのほかの組織・機関・教育機関など
産業保健師は、労働衛生機関や健康保険組合などの勤務ができます。教育機関での講師活動や、行政機関での保健事業の企画・運営にも関わることがあります。
独立(フリーランス・開業)
フリーランスの産業保健師として独立・開業するには、企業での経験や人脈が重要です。
独立後は、複数の企業と契約し、健康管理業務を提供することが一般的。
自分の得意分野を発揮し、様々な企業と連携を取れる為やりがいはあるが、開業により金銭管理や法的な面での管理も自身で行う必要があります。
産業保健師がフリーランス(独立)になれる
私の周りでは、複数の企業を経験している人が多数、その後フリーランスとして活躍する人も少数ですが存在します。
背景には、仕事キャリアを重視、自分のプライペート重視する人もいれば自身のプライベートとの両立を計っていきたいなど理由はさまざま。
産業保健師としてフリーランスになるためには、スキルや経験のほか、自らのビジネスをどのように展開するかを明確にする必要があります。
また、独立後のクライアント獲得や、経営に関する知識も必要です。
私は自分の強みを活かし、産業保健師を中心に活動するフリーランスをしてるよ。
・月数回勤務で、データ管理・統計・健康経営などを中心とした産業保健師
・健康講話や啓蒙ポスターの作成を中心とした保健師のクライアントワーク
・週2〜3日勤務の健診看護師など
さまざまな業務形態で働いています。
保健師・看護師での経験はもちろんのこと、経験の中で見出した自分の強みや得意分野を中心として社会に貢献しています。
複数の企業と契約し産業保健師をしている人、家庭を中心に考えて週1〜2日勤務の産業保健師もいます。
自分がどんな働き方・業務内容をしたいのか、どんな未来を想像しているのかで変わってきます。
まとめ
産業保健師としてフリーランスでの活動の形はさまざまです。
ここまで読んで「やっぱり自分には企業勤めが合いそう」と思うならそれでOK。
自身の経験を発揮でき、心地よく働ける環境であることが大事で、企業に属することも一つの選択肢で間違いではありません。
どんな形態で働くとしても、自分のスキルや適性をしっかりと見極め、適材適所で働くことが重要ということ。
この記事で、産業保健師の新たな選択肢が見つかれば嬉しいです。